[ブログ記事監修者]

院長 宍戸 一馬
柔道整復師・鍼灸師
西船橋オレンジ整骨院 院長の宍戸 一馬です。
痛みや不調には必ず原因があります。当院ではその場しのぎではなく、原因を見極めた施術を大切にしています。
このブログでは、ケガや身体の不調について分かりやすくお伝えしていきます。
ご覧いただきありがとうございます。
西船橋オレンジ鍼灸整骨院です🍊。
この記事では、頭痛と片頭痛について、代表的な症状や原因、片頭痛と緊張型頭痛などの違いを分かりやすく解説します。さらに、頭痛が起こりやすい生活習慣や注意したい症状、日常生活でできる5つの対策についても紹介します。「自分の頭痛について知りたい」「できるだけ頭痛に悩まされない生活を送りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
※当記事の詳細版は下記のページからご覧いただけます。
Contents
「頭痛とは?まず知っておきたい基本と種類」
頭痛とは?まず知っておきたい基本と種類
頭痛は、多くの方が一度は経験する身近な症状です。しかし、「頭が痛い」という一つの症状でも、痛み方や起こる場所、続く時間、ほかに現れる症状にはさまざまな違いがあります。
頭痛は大きく分けると、頭痛そのものが病気として起こる「一次性頭痛」と、ほかの病気や状態に伴って起こる「二次性頭痛」があります。片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛は代表的な一次性頭痛です。
一方で、脳や血管の病気、感染症、頭部の外傷などが原因となって頭痛が起こることもあります。そのため、頭痛があるからといって、すべてを「片頭痛」や「肩こりのせい」と自己判断しないことが大切です。
頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」がある
一次性頭痛とは、ほかの病気が原因ではなく、頭痛そのものが病気として起こるものです。
代表的なものには、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。それぞれ痛み方や症状が異なるため、自分の頭痛の特徴を知ることが、対策を考える第一歩になります。
一方、二次性頭痛は、別の病気や外傷などが原因となって起こる頭痛です。
たとえば、急に経験したことのないような強い頭痛が起こった場合や、頭痛と同時に手足のしびれ、力が入りにくい、言葉が出にくいなどの症状がある場合には、単なる頭痛と考えず、医療機関で確認する必要があります。
代表的な頭痛の種類
頭痛の種類によって、痛みの特徴や一緒に出やすい症状は異なります。
特に「ズキズキするから片頭痛」「肩がこっているから緊張型頭痛」と簡単に決めつけるのではなく、痛みの場所や程度、吐き気や光・音への過敏なども含めて確認することが大切です。
片頭痛
片頭痛は、ズキズキ、ドクンドクンと脈を打つような痛みが特徴的な頭痛です。
頭の片側に起こることが多いものの、両側に痛みが出る場合もあります。また、吐き気や嘔吐、光や音がつらく感じるといった症状を伴うことがあります。歩いたり階段を上ったりするなど、日常的な動作によって痛みが強くなることもあります。
片頭痛という名前から「必ず片側だけが痛む」と思われがちですが、痛む場所だけで判断することはできません。
「仕事中は我慢できる程度だったのに、帰宅してから急にズキズキしてきた」「頭痛と一緒に吐き気がする」といった場合も、片頭痛の特徴の一つとして考えられます。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭をぎゅっと締め付けられるような痛みや、重たい感じが特徴です。
片頭痛のような強い吐き気や、光・音への過敏を伴わないことが多く、首や肩のこり、頭の周りの圧迫感などを感じる方もいます。
特に長時間のデスクワークなどで同じ姿勢が続き、首や肩に負担がかかっている方では、頭痛と首・肩周りの不調を同時に感じることがあります。緊張型頭痛は非常に身近な頭痛ですが、症状が頻繁に起こる場合には日常生活への影響も大きくなるため、注意が必要です。
群発頭痛
群発頭痛は、片側の目の周囲や目の上、こめかみなどに非常に強い痛みが起こるタイプの頭痛です。
発作は15~180分ほど続くことがあり、痛む側の目が赤くなったり涙が出たり、鼻水や鼻づまりが起こったりすることがあります。一定期間に発作が繰り返し起こることも特徴です。
「目の奥をえぐられるような強い痛み」など、通常の頭痛とは明らかに違う強い症状を繰り返す場合には、自己判断で済ませず、医療機関へ相談しましょう。
薬の使い過ぎによる頭痛
頭痛が起こるたびに市販薬などを使用していると、「薬を飲んでいるのに頭痛が増えてきた」という状態になることがあります。
これは「薬の使用過多による頭痛」と呼ばれ、もともと片頭痛などがある方に起こることがあります。国際頭痛分類では、月15日以上の頭痛があり、3か月を超えて急性期の頭痛薬などを頻繁に使用していることなどが診断の条件になります。なお、過量使用と判断される薬の使用日数は、薬の種類によって異なります。
頭痛薬を使うこと自体が悪いわけではありませんが、「以前より薬を飲む回数が増えた」「薬を飲まないと不安」という状態になっている場合は、一度医療機関に相談してみましょう。
片頭痛の主な症状と特徴
片頭痛で起こりやすい症状
片頭痛は、単に「頭が痛い」というだけではなく、痛みと一緒にさまざまな症状が現れることがあります。代表的なのは、ズキズキと脈打つような頭痛、吐き気、光や音がつらく感じるといった症状です。
国際的な診断基準では、片頭痛の発作は4~72時間続くことがあり、片側の痛み、拍動性、中等度以上の痛み、日常的な動作で悪化することなどが特徴として挙げられています。
たとえば、仕事中は何とか我慢できていたものの、歩いたり階段を上ったりすると急に痛みが強くなる場合があります。また、普段は気にならない照明やテレビの音、スマートフォンの画面がつらく感じることもあります。
片頭痛の症状には個人差があるため、「片側ではなく両側が痛い」「吐き気はないから片頭痛ではない」と簡単に判断することはできません。痛み方だけでなく、どのような症状が一緒に起こるのか、どのくらい続くのかまで確認することが大切です。
片頭痛の前兆「閃輝暗点」とは
片頭痛の中には、頭痛が始まる前に「前兆」と呼ばれる症状が現れるタイプがあります。
代表的なものが閃輝暗点(せんきあんてん)です。視界の一部にギザギザした光やキラキラしたものが見えたり、視野の一部が見えにくくなったりします。日本頭痛学会の「頭痛の診療ガイドライン2021」でも、片頭痛の前兆には視覚症状が多く、閃輝暗点として現れることがあるとされています。
視覚性の前兆は、視野の一部に変化が現れ、数分かけて徐々に広がっていくように感じることがあります。通常は一時的なもので、前兆は5~60分ほど続くのが一般的です。
視覚症状のほかにも、顔や手などのしびれ、感覚の変化、言葉が出にくいなどの症状が前兆として現れる場合があります。こうした症状が毎回同じように一時的に起こる場合は、片頭痛の前兆として説明できることがありますが、初めて経験する視覚異常やしびれ、言葉の障害などは自己判断しないことが重要です。
特に、突然症状が出た場合や症状が長く続く場合、意識の変化や手足の力が入りにくいといった症状を伴う場合には、片頭痛だけではなく、ほかの病気との区別が必要になります。
片頭痛はどのくらい続く?

片頭痛の発作は、治療されていない場合や治療がうまく効かなかった場合、4~72時間続くことがあります。
「頭痛が出てから数時間で落ち着く」という方もいれば、痛みが1~2日以上続いてしまう方もいます。そのため、頭痛が起こったときには「何時ごろ始まったのか」「どのくらい続いたのか」を記録しておくと、自分の症状を把握するうえで役立ちます。
また、片頭痛は頭痛が起きている時間だけが問題になるわけではありません。頭痛が起こることへの不安から予定を控えたり、仕事や家事に集中できなくなったりするなど、生活全体に影響することもあります。日本頭痛学会も、片頭痛について適切な診断や治療へのアクセス、職場などでの理解が課題になっていると紹介しています。
整骨院で日々患者さんの身体をみていると、「頭痛があるけれど、どこに相談したらいいのか分からない」という方も少なくありません。首や肩のこりが強い場合でも、それだけで片頭痛と決めつけることはできません。
まずは、頭痛の場所・痛み方・続く時間・一緒に出る症状・頭痛が起こったときの生活状況を整理してみましょう。こうした情報を把握することが、自分の頭痛を知り、適切な対策や必要な受診につなげる第一歩になります。


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