O脚矯正は整骨院で変わる?骨の形と姿勢の違いと通う目安|西船橋の整骨院が解説

[ブログ記事監修者]

宍戸 一馬

院長 宍戸 一馬

柔道整復師・鍼灸師

西船橋オレンジ整骨院 院長の宍戸 一馬です。
痛みや不調には必ず原因があります。当院ではその場しのぎではなく、原因を見極めた施術を大切にしています。
このブログでは、ケガや身体の不調について分かりやすくお伝えしていきます。

白い布の上に素足で立つ、すねから下の両脚

立ったときに、膝と膝の間にすき間ができる。
写真に写った脚の形が気になって、O脚矯正について調べている。
西船橋の当院でも、脚の形についてのご相談をお受けしています。

O脚矯正には、通えば脚がまっすぐになるという印象を持たれがちです。
けれども実際には、変わる余地があるものと、変わらないものがあります。
この記事では、その違いと整骨院でできること、医療機関を受診したほうがよい場合をお伝えします。

O脚とは、どういう状態か

O脚とは、両足のかかとと膝の内側をそろえて立ったとき、膝の間にすき間ができる状態です。
医学的には「内反膝(ないはんしつ)」と呼ばれます。
膝の間に指が2本以上入るかどうかを、ひとつの目安にすることがあります。

骨の形によるO脚と、姿勢によるO脚

O脚には、大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは、太ももやすねの骨そのものが弯曲していたり、膝の関節が変形していたりするタイプです。
もうひとつは、骨の形に大きな問題はなく、股関節や膝のねじれで膝が外に開いて見えるタイプです。

骨盤から膝までの骨を並べ、ねじれを矢印で示したイラスト
骨盤の傾きや太もものねじれで、膝の向きが変わります

後者では、太ももが内側にねじれ、膝のお皿が内側を向いていることが多く見られます。
そこに、膝を後ろに反らせて立つ癖が重なると、膝の間のすき間が目立ちます。
見た目は同じO脚でも、どちらのタイプかによって、変わる余地が大きく違います。

骨の形は変わらず、変わる余地があるのは姿勢と膝の向き

先にお伝えしておきたいのは、大人の骨の形そのものは、整骨院の施術で変わらないということです。
骨の弯曲や関節の変形によるO脚を、手技でまっすぐにすることはできません。
骨の形そのものを変えるには手術が必要になり、医療機関で判断されるものです。

一方で、股関節や膝のねじれ、立ち方や歩き方の癖は、体の使い方によって変わる余地があります。
太ももの内側やお尻の筋肉がうまく使えるようになると、膝のお皿が正面を向きやすくなります。
その結果、立ったときの膝の間のすき間が小さく見える方もいます。

ただし、どのくらい変わるかには個人差があります。
骨の形によるO脚が中心の方は、見た目がほとんど変わらない場合もあります。
変わる余地がどのくらいあるかは、脚の形や体の使い方を実際に見てみないと分かりません。

O脚に関係していることが多いもの

O脚が起こる背景には、ひとつではなく、いくつかの要因が重なっていることがよくあります。

立ち方・座り方の癖

片脚に体重をかけて立つ、脚を組んで座る、床に座るときに両脚を外に崩して座る。
こうした癖が長く続くと、股関節や膝のねじれが定着しやすくなります。

緑のソファで脚を組んで座り、本を読む女性のイラスト
脚を組んで座る癖が続くと、股関節のねじれにつながることがあります

筋力のバランス

太ももの内側の筋肉やお尻の筋肉が弱いと、太ももが内側にねじれやすくなります。
足の裏のアーチが低く、足が内側に倒れ込む方も、膝のねじれが強くなりやすい傾向があります。

年齢と膝の変化

年齢とともに、膝の内側の軟骨がすり減ると、O脚が進むことがあります。
これは変形性膝関節症と呼ばれ、日本では膝の内側が傷んでO脚になるタイプが多いとされています。
この場合は痛みをともなうことが多く、まず医療機関での確認が必要です。

子どもの成長

2歳ごろまでの子どもは、O脚気味なのがふつうの成長の過程とされています。
その後、3歳から6歳ごろにかけてX脚気味になり、成長とともに大人の脚の形に近づいていきます。
ただし、年齢のわりにO脚が強い場合や、左右差が大きい場合は、骨の病気が隠れていることがあります。

ご自宅でできるセルフケア

立ち方を見直す

両足のかかとを軽くそろえ、つま先はこぶし1つ分ほど開いて立ちます。
膝を後ろに押し込んで反らさず、軽くゆるめた位置で立つようにします。
体重は片脚ではなく、両足の親指の付け根とかかとに均等にのせるイメージです。

鏡に映る白いノースリーブの女性が腰とおなかに手を当てる
鏡の前で、ふだんの立ち姿を確かめてみてください

鏡の前で、膝のお皿が正面を向いているかを確かめてみてください。
内側を向いている場合は、太ももが内側にねじれていることがあります。

座り方を見直す

脚を組む、両脚を外に崩して座るといった座り方は、なるべく減らします。
床に座るときは、あぐらや、膝を立てて座る姿勢を取り入れてみてください。
椅子では深く腰かけ、両足の裏を床につけて座ります。

太ももの内側とお尻の筋肉を使う

あお向けに寝て膝を立て、両膝の間にクッションをはさんで、軽く押しつぶすように力を入れます。
5秒ほど力を入れてゆるめる動きを10回ほどくり返すと、太ももの内側の筋肉を使う練習になります。
横向きに寝て膝を曲げ、かかとをつけたまま上側の膝を開く運動は、お尻の横の筋肉を使う練習です。
痛みが出る場合は、無理に続けないでください。

こんなときは医療機関を受診してください

次のような場合は、整骨院より先に、整形外科などの医療機関を受診してください。

  • 膝に痛みや腫れがある。階段の上り下りで膝が痛む
  • 膝に水がたまる。曲げ伸ばしがしにくい
  • 最近になって、どちらかの脚だけ曲がりが急に目立ってきた
  • 子どものO脚が、年齢とともに強くなっている
  • 子どものO脚の左右差が大きい。歩き方や背の伸びが気になる
  • 過去に脚の骨折をしたことがあり、その後から形が変わってきた
  • 脚にしびれや力の入りにくさがある

痛みをともなうO脚は、変形性膝関節症が関係していることがあります。
子どものO脚が強くなる場合は、骨の成長に関わる病気が隠れていることがあります。
骨がやわらかくなる「くる病」もそのひとつで、小児科や整形外科での確認が必要です。
左右差が急に出てきた場合も、骨や関節の病気がないかを確かめる必要があります。

整骨院では何をするか、保険は使えるか

当院では、立った姿勢で膝や足首の向き、骨盤の傾き、足の裏のアーチを確認します。
あわせて、歩き方や、片脚立ちのときの膝のぶれも見ていきます。
そのうえで、手技で股関節や膝、足首まわりの筋肉をゆるめ、関節の動きを整えていきます。
太ももの内側やお尻の筋肉を使う運動や、立ち方の練習もあわせてお伝えします。

骨盤の状態が気になる方は、骨盤矯正の必要度チェックで目安を確かめられます。

保険については、O脚矯正や姿勢の改善を目的とした施術は健康保険の対象外で、自費になります。
健康保険が使えるのは、いつ、何をして痛めたかがはっきりしている急性のけがです。
膝をひねったなど、けがとしての痛みがある場合は、保険の対象になることがあります。
料金は料金ページに掲載しています。

通う目安と相談先

通う回数や間隔は、脚の状態や体の使い方によって変わります。
その間に、ご自宅での立ち方や運動を習慣にしていただくことが大切です。
体の使い方が変わってきたら、間隔を空けて様子を見る形もあります。
変化の出方には個人差がありますので、来院時にご相談ください。

来院から施術までの順番は施術の流れでご確認いただけます。

よくあるご質問

何回通えば脚がまっすぐになりますか

回数でお約束できるものではありません。
骨の形によるO脚は施術で変わらず、姿勢によるO脚でも、変わり方には個人差があります。
変わる余地があるかどうかは、来院時にご相談ください。

子どものO脚も相談できますか

小さな子どものO脚の多くは、成長とともに目立たなくなっていくとされています。
気になる場合は、まず小児科や整形外科で相談してください。

骨盤矯正とO脚矯正は違いますか

骨盤矯正は、骨盤の傾きや、それにともなう姿勢を見ていく施術です。
O脚は、骨盤だけでなく股関節や膝、足首の向きも関係するため、脚全体を確かめます。
当院では、骨盤を含めた全身の姿勢を見たうえで施術内容を決めています。

脚の形が気になるときは

O脚矯正で変わる余地があるのは、骨の形ではなく、姿勢や膝の向き、体の使い方です。
痛みをともなう場合や、子どものO脚が強くなる場合は、まず医療機関で確かめてください。

西船橋オレンジ鍼灸整骨院では、施術が向いているのか、医療機関の受診が先かをお伝えしています。
脚の形が気になっている方は、お気軽にご相談ください。

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